■シトルリンとは・・・
シトルリンはアミノ酸の一種で、1930年に、日本でスイカから発見されました。シトルリンという名前はスイカの学名Citrullus vulgaris(シトルラス ブルガリス)から名づけられたものです。シトルリンはスイカの原種といわれているカラハリ砂漠の野生スイカに多く含まれており、光が強く乾燥した過酷な環境で生きていくのに重要な役割を果たしている成分だと考えられています。
■その摂取法は・・
3週間のヒトでの摂取試験の結果より、一日800mg程度が摂取目安量の適当であると考えられています。 安全性は?副作用などについては、シトルリンはスイカなどの食品にも含まれており、以前から食されてきました。また、米国ではサプリメントとして以前から使用されています。
日本では2007年8月から厚生労働省通知により食品として使用できる成分となっており、現在のところ有害事象・重篤な副作用の報告はありません。
シトルリンは食品中に含まれていますが、その量は決して多くなく、一般の食品からシトルリンを多く摂取するのはなかなか困難です。そこで、サプリメントやシトルリン配合の食品・飲料などから摂取するのが効果的でしょう。